優しい世界…

誰もが心の障壁を持つことなく。
何の苦しみもなく。
文化の違いも、民族の違いも。
考えも、生き方も、感じ方も。
すべて違いがなく。
争いが存在しない。
そんな世界があったとしたら。
それは優しい世界なのだろうか。
人が人を恐れることなく。
意見が食い違うことが無い。
でも、違いが無いということは。
誰もが自分と同じということ。
それはひとつであることと同じ事。
自分が他者であり、他者が自分である。
それは詰まり、自分以外の人が存在しない世界で。
自分が存在しない世界。
それは優しい世界なのだろうか。
自分という存在は。
他者があって。
その人が自分を認識することで。
初めて存在できる。
他者と自分が違うことで。
初めて成り立つこと。
だから、個人が消えてしまった世界は。
世界として機能しない。
その世界は、時を止めた世界。
終わりを迎えた世界。



優しい世界は、人にやさしくできる世界なのだと想います。
さて、本日は休日なのに平日扱いで出勤でした。
それだけならばまだマシなのですが。
私が仕事から帰ってきたときには、家族は総出で家にいませんでした。(汗
そんなわけで、家族が帰ってくるまで一人寂しくお留守番をしていたわけです。(泣