2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

お疲れ様でした…

今まで、ずっと。 自分と一緒にいてくれた。 今まで、ずっと。 自分の力になってくれた。 とても暖かくて。 とても優しくて。 その人のそばにいることで。 自分はとても安らげた。 そこにいる時間だけ。 自分は自分を偽ることがなく。 そこが自分の居場所だ…

些細なこと…

自分が歩いている道の途中で。 ある人に問われた。 君は何故この道を選んだのかと。 自分が今歩いている道を選んだ切欠。 それはとても些細なことだった。 自分がまだ幼かった頃に。 小さな失敗をしてしまった。 今考えれば。 なんてことはない、小さな失敗…

甘さ…

自分は覚悟を決めて。 この道を進んできた。 全力で前へ進むと。 自分の全てをかけると。 そう誓った。 けれど、振り返ってみれば。 自分の大切な人が。 自分のせいで。 危険に巻き込まれてしまったとき。 立ち止まって。 その人を助けようとしていた。 そし…

区切り…

今までやってきたこと。 そこから学んだことがたくさんある。 そこでしか学べなかったこともある。 いろんな経験をして。 少しは成長できた自分がいる。 そこにいた時間は短いけれど。 暖かい時間だった。 けれど、その時間ももう終わり。 また新しい時間が…

我侭…

いつも自分を押さえ込んできた。 自分はたくさんの人に。 迷惑をかけてきたから。 たくさんの人のおかげで。 今に至るのだから。 これ以上、迷惑をかけられない。 だから、大人しくして。 素直に言うことを聞いて。 人形のように生きてきた。 実際、自分は人…

神様…

この世界に。 神はいない。 神とは。 人が作り出した妄想の産物で。 自分たちに都合のいいように。 作られた記号。 自分たちの手に負えないこと。 自分たちの規律。 自分たちの懺悔。 それらを都合よく解釈し。 道具とした。 それが神と呼ばれる存在。 神を…

憎まれ役…

この世界から。 憎しみをなくすことはできない。 人それぞれが。 違う理由で。 違う人を憎んでいるから。 もし、憎しみをなくそうとするならば。 世界の憎しみをひとつに集めて。 その元凶を断たなくてはいけない。 それは、世界の憎まれ役になること。 それ…

交差する世界…

朝起きて。 退屈な仕事に出かけ。 いつもと同じ時間に帰る。 恐ろしく退屈で。 恐ろしくつまらない現実。 同じ人ばかりと顔を合わせ。 同じことの繰り返し。 社会の歯車になっていて。 流されている感じがする。 それが自分のひとつの世界。 そして、もうひ…

権利と義務と責任と…

自分の持っている力は。 自分が好きに使っていい。 何のために力を振るおうと。 どうやって力を振るおうと。 それは力を持つものの。 権利であるから。 その権利に。 別の誰かが干渉することはできない。 しかし、干渉することができないからこそ。 果たさな…

最後まで…

最初は気軽な気持ちだった。 とても簡単な気持ちで。 それを始めた。 けれど、それは。 とてつもなく重いものだった。 自分が知りもしないことを。 それから要求され。 自分が気軽にそれに望んだことを。 とても後悔した。 こうなるのであれば。 自分ははじ…

知らなければ…

それは凄惨なことだった。 自分の大切な人が。 自分の目の前で。 その人の片割れと共に。 壊れてしまった。 自ら壊れることを望んだように。 哀しげで。 静かな微笑みと共に。 その人は去っていった。 自分はそう記憶していた。 大切な人が。 自ら望んだこと…

喪失…

自分には、それができることが。 ごく普通のことだった。 できて当たり前で。 それをできない自分は。 想像できなかった。 けれども、あることが切欠で。 自分はそれを忘れてしまった。 以前は当たり前のようにできていたことが。 今では、全くできなくなっ…

すべての始まり…

自分は今。 自分の行動が生み出した。 その結果の果てにいる。 これは自分が望んだ未来ではなく。 誰が望んだ未来でもない。 それでも、自分は。 この結果を生み出したものとして。 すべての責任を負わなくてはいけない。 自分の全てを捧げて。 それが自分が…

すれ違い…

自分はいつも。 大切な人の幸せを願っていた。 その人が笑ってくれていることが。 自分にとって嬉しいことで。 その人を笑わせていることが。 自分の誇りだった。 でも、その人にとっての。 本当の幸せではないと思った。 その人は、時々。 哀しそうにしてい…

彷徨う心…

その人はとても大切な友人だった。 自分はいつもその人に支えられ。 励ましてもらい。 助けられていた。 とてもありがたかった。 自分にとって、親友と呼べるほどに。 なくてはならない存在だった。 けれど、その人は。 自分が本当に欲しかったものを。、 自…

いまさら…

昔は逃げていた。 目の前の辛い状況から。 迫ってくる苦しい現実から。 目を逸らして。 できるだけ楽な方向へ。 逃げいていた。 だから、今の自分はとても弱い。 辛いことがあれば。 苦しいことがあれば。 そこから逃げてしまおうと考えてしまう。 けれども…

暗闇…

自分は今。 絶望の中に立たされている。 世界が真っ暗な闇に包まれて。 伸ばした手の先すらも見えない。 そして、その手で。 自分が何を掴もうとしてるのか。 それすらも分からない。 本当は目指すものがあったはずなのに。 絶対に手に入れたいものがあった…

チェイサー…

ひたひたひた。 足音が聞こえる。 自分以外の足音。 ひたひたひたひた。 どこまでも、それは。 自分の後ろを着いてくる。 その足音は。 自分が止まると。 聞こえなくなる。 そして、自分がまた進み出せば。 ひたひたひたひたひた。 自分の後ろをついてくる。…

朽ち果てる…

何かを永遠にとどめることはできない。 すべてのものは時の流れに逆らえず。 時と共に、朽ち果てていく。 どれだけの努力をしてみても。 どれだけ科学が発展しても。 時は全てを浸食し。 少しずつ、その存在を。 喰らっていく。 それでも、人は。 自分の大切…

最後の…

いつも自分を見守ってくれていた。 その雄大な姿で。 その暖かな温もりで。 自分を包んでくれた。 春には心地いい日差しを届け。 夏には優しい木陰を伸ばし。 秋には優美な姿で。 冬には柔らかな暖かさを。 いつも自分にくれた。 自分が生まれたときから。 …

成長…

何かを知る。 何かを経験する。 それまで知らなかったことが。 自分のものとなり。 自分の糧となる。 自分の中で、それらが根付き。 自分の中に何かが生まれる。 そして、次第に。 自分が変わっていく。 その変化はとてもゆっくりだけど。 気付いたときには…

それでもあなたは…

普段何気なくあなたがやっていること。 普段何気なくあなたがいっていること。 それは、きっとあなたの中では。 意識する必要もないことなのだろう。 特に何も考えることなく。 無意識の内に、行動し。 無意識の内に、発言する。 それがあなたにとっての普通…

試練…

順調にここまで進んできた。 大きな障害もなく。 行き詰ることもなく。 余力を残して。 今まで進んでこれた。 だから、これからも。 同じように進めるだろうと思っていた。 けれど、やっぱりそこまでは甘くなかった。 自分は今。 大きな壁に当たった。 これ…

切欠…

自分が選んだ道を歩いている。 それを知り合いに話すと。 意外な顔をされる。 曰く、自分には似合わない。 確かに、彼らの知っている自分は。 絶対にこの道を歩こうとはしないだろう。 むしろ、正反対の道を歩いていく。 けれども、それは彼らの前で。 作っ…

習性…

何時までも辞めることのできないこと。 もう無意味だと分かっているのに。 もうそれからは何も生まれないと知っているのに。 それでも、それを辞めることはできない。 自分が始まりを知っているから。 初めは意味のあるものだった。 そして、それには意義も…

停滞する時…

今、自分の周りには。 いいことがひとつもない。 何をしてもうまく行かずに。 失敗ばかりを繰返す。 皆と同じようにやっているはずなのに。 自分だけがうまく行かない。 それがとても苦しい。 世の中には、不公平なほどに。 いいことばかりが起こる人もいる…

千変万化…

世界はその姿を刻々と変えている。 同じ空に見えても。 浮かんでいる雲の形が違ったり。 雨模様、曇り空、夏空、冬空。 同じように見えても。 どこかが違う。 何かしらが、少しずつ変化していく。 そして、それは人も同じ。 昨日と今日とで。 同じ人に見えて…

透明な人…

自分がまだ幼いとき。 とても透き通った人に出会った。 幼い眼に彼は。 とても綺麗に見えた。 笑い方も、泣き方も。 考え方も。 彼の挙動全てが。 自分には魅力的に見えた。 自分は彼に憧れた。 だから、彼に近付こうと。 彼のまねをした。 今思い返せば。 …

足音…

ひたひたひた。 自分の後ろから。 何かの足音がする。 自分が止まれば、止まり。 進めば、また聞こえる。 振り返ってみても。 何もなく、ただ暗闇が広がっているだけ。 自分は過去、それに苦しめられた。 絶大な恐怖と。 絶望を植えつけられて。 ようやく、…