2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

裏切り…

ある人と約束をした。 その人のそばにいると。 その人を守ると。 一度傷つけてしまったときに。 もう二度と傷つけないように。 その人と約束をした。 でも、その人のそばにあり続けて。 その人を守り続けていく。 その選択はとても困難なものだった。 自分の…

受け入れること…

ずっと昔のこと。 まだ、無邪気に世界を信じていたころ。 唐突に自分は大切なものを失った。 あまりにあっけなく。 あまりに簡単に。 それは目の前から消え去った。 それを取り戻すのは不可能に近いと知っていたから。 どうしようもなく哀しかった。 けれど…

鏡…

鏡に映った自分を見てみる。 そこには自分とは真逆の。 もう一人の自分が居る。 右手を上げれば左手を上げ。 左を向けば右を向く。 全てにおいて正反対の自分。 同じ存在のように見えて。 全く違う存在。 もしかしたら、考え方も。 見方も、夢も。 全てが逆…

理由…

考えるよりも早く。 身体が動くときがある。 それは、直そうとしても。 直すことはできない。 それどころか、直す気がない。 自分はそれが正しいと思っているから。 例え、それで自分が危険なことになっても。 自分が正しいと思うことを。 反射的に行動する…

regert…

いつも後悔ばかりしていた。 先に進むときも。 道を選んだときも。 誓いを立てたときも。 自分がとても不甲斐なくて。 自分がとても弱くて。 進むことを恐れ。 選ぶことに惑い。 覚悟の足りない誓いをしていた。 だから、いつも失ってばかりだった。 自分の…

見えない雨が振り続ける。 何時までも止むことなく。 誰にも見えないまま。 世界が渇いているわけでもないのに。 降り続ける雨がある。 とても静かに。 とても重く。 とても冷たく。 自分にのしかかりながら。 雨が降り続ける。 とても哀しくて。 とても辛い…

あるべきもの…

世界には領域がある。 その領域を踏み越えてはいけない。 それは、世界を外れることだから。 それは、孤独になることだから。 すべてはあるべきもの。 あるべき姿でなくてはいけない。 先人たちが生み出して。 適合してきた姿。 適合してきたもの。 それを捨…

駆り立てるもの…

自分にはどうしても。 なさなければいけないことがある。 それは自分が切望したものであり。 悲願でもある。 どんなに願い続けても。 叶うことが無かった。 どんなに望んでみても。 手に入ることは無かった。 だから、一度は諦めた。 自分には過ぎたものだっ…

覚悟…

そっと両手を見つめる。 そっと両手を握ってみる。 この両手で何がつかめるのだろう。 自分が何かを掴もうとしても。 今はまだ、指の間から。 手の隙間から。 さらさらと零れ落ちてしまう。 きっと何かが足りないのだろう。 自分に足りないものはナンだろう…

永い…

苦しい、痛い。 原因が分からない苦しみが。 原因が分からない痛みが。 いつも押し寄せてくる。 それが来るたびに。 自分は、じっと耐えるしかない。 目の前が真っ暗になって。 絶叫すらも上げることのできない苦しみが。 自分を蝕んでいくのを感じながら。 …

自分のために…

代わり映えの無い毎日。 代わり映えの無い仕事。 時々、考えてしまう。 何のために仕事をしているのだろう。 人に怒られて。 傷ついて。 苦しんで。 それでも生きることを諦めないで。 朝が来るたびに。 代わり映えの無い一日を過ごそうとする。 誰のために…

肝心なこと…

裏表の無い人間。 そんな人間は存在し得ない。 誰もが、人に言えないことを隠しているから。 誰もが、嫌われないようにするから。 自分の本音を隠して。 人に嫌われないように。 舞台の役者のように。 人に映った自分を演じる。 表面上だけでの付き合い。 表…

影法師…

今まで何事もなく過ごしていた。 惰性で日々を過ごして。 自分が子どもであることを自覚して。 自分の夢を見つけて。 当たり前のようにそれを追いかけていた。 けれども、気付いてしまった。 自分にはもう時間が無かったことに。 もうすぐ、自分は消えてしま…

Have a good dream…

穢れた世界。 誰かを傷つけ。 誰かに傷つけられる。 裏切りと謀りが蔓延し。 傷口は癒される間もなく。 更に広がっていく。 苦しくて、辛くて、痛い。 そんな感情しか感じない。 たまに、やさしくされて。 そのやさしさにすがってみても。 すぐに突き放され…

再びあい見えるときまで…

人は世界に生まれてから。 ずっと旅をし続ける。 長い長い旅。 道は果てしなく続いて。 そこで、いろんな人と出会う。 そして、時々同じ道を歩いて。 いろんなことを学んで。 いろんなことを経験する。 きっと、中には辛いこともあるだろう。 苦しくて、哀し…

選んだこと…

自分が選んだ道。 自分で決めて。 そのために必死になった道。 その道を選んだ理由は単純だけど。 それだけに、自分の想いは強い。 そして、ようやくその道を歩いている。 毎日が新鮮で。 とても早く流れて。 それがとても嬉しい。 でも、辛いことも、苦しい…

傷だらけ…

世界はいつも傷ついていた。 人が勝手なことをやって。 自分も、世界も。 全てを傷つけて。 そうして生きてきた。 そして、それを長い間繰返していた。 だから、人も世界も傷だらけだった。 でも、人は一人ではいられない。 孤独で震えないように。 闇に包ま…

回るもの…

すべてのものは、巡っているという。 回って、巡って。 また同じ事を繰返す。 以前に起きた悪いことが。 回って、巡って、もう一度訪れる。 辛いことも、苦しいことも、哀しいことも。 何度でも巡って、戻ってくるという。 それはとても辛いこと。 どんなに…

見守ること…

何も知らないもの。 真っ白なもの。 それはどんなものにも染まり。 どんなものにもなりうる。 でも、それを支配することはできない。 それは、独立したものだから。 誰の所有物でもないから。 それの考え、生き方に干渉することはできない。 それは、それ自…

せめてそれまでは…

この時間がずっと続けば良い。 そう願うことがある。 蒼い空にゆっくりと流れる雲。 そんな風景を眺めながら。 ゆっくりと過ごす時間。 隣にいる気の合う仲間。 とても穏やかで。 とても暖かで。 とても心地良い時間。 晴れても、雨が降っても。 風吹いても…

終わりにしよう…

何時までもこのままではいけないと思う。 このまま、ぬるま湯に浸かっていても。 前に進むことはできない。 何も始まることは無い。 例え、それで自分にとって最悪な結果になっても。 今の状態を終わらせなければいけない。 何時までもここにいるわけには行…

お休み…

人はいつも何かをし続けることはできない。 例え、それがどんな状況であっても。 人の身体に限界があり。 人の心に限界があるから。 どこかで休まなければいけない。 状況が悪くなって。 余裕が無くなれば無くなるほど。 きっと、人は休むことをサボる。 で…

気が付けば…

気が付けば、いつの間にかここにいた。 何かに夢中で、振り返る余裕も。 過去を思い返す余裕も無かったころ。 必死に前を向いて。 遠くの終わりを目指していた。 どれだけ歩いても。 中々縮むことの無い距離。 どれだけ手を伸ばしても。 絶対に触れることの…

逃げ道…

いつからか、逃げ出したくなっていた。 重くのしかかる重圧から。 自分を縛る鎖から。 最初は嬉しかった。 自分がみんなに認められたことが。 みんなが自分を見てくれていて。 とても幸せだった。 そして、少しずつ。 周りは自分に何かを求めだした。 自分は…

吠月…

強くなったと思っていた。 自分で何でもできて。 全てを守れると思っていた。 力をつけて。 自信が付いて。 力におぼれていた。 でも、本当は弱かった。 強いと思っていた自分が。 弱いと思っていた相手に叩きのめされた。 力では勝っていたはずなのに。 自…

誇り…

今、自分が生きていることに。 自分は誇りをもてるだろうか。 自分がしていることに誇りがもてるだろうか。 自分が選んだ道を進むことに。 誇りを持っているだろうか。 今まで生きてきた中で。 辛い目にもそれなりに経験している。 哀しいことも、苦しいこと…

少しだけ…

太陽が昇って。 今日も最悪な一日が始まる。 誰にも気付かれないように仮面をかぶって。 誰にも気付かれないように演技をする。 そして、何も考えずに。 いつもと同じ事をして。 何も考えずに、一日を消化する。 時々、誰かに怒鳴られて。 時々、誰かに喧嘩…

犠牲者…

人は何かを犠牲にしなければ。 自身が生きていくことすらもできない。 けれども、犠牲にしたものと同じ価値のものを。 必ずしも得ることができるわけでもない。 きっと、人が望む結果を得ようとするならば。 考えているよりも、大きな犠牲を払わなくてはいけ…

そのときは…

あの人と別れてしまってから。 どれくらいの、時間がたったのだろう。 あの時は、もう二度とあることはないと思っていた。 だから、あの時伝えようとした。 自分の気持ちを。 あの人への感謝を。 けれども、言葉が出てこなかった。 伝えようとするたびに。 …

飾り立てるもの…

人は誰しもが自分を飾ろうとする。 他の人に良く見られるように。 醜い自分を隠すように。 嘘で塗り固めて。 それが嘘だと分からないように。 更に別の嘘で覆い隠す。 普段そうしていることが。 ありのままの自分であって。 その奥には何も無い。 そう思わせ…