2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

力の代償…

大きな力を得るためには、大きな代償がいる。 何かを犠牲にして。 力を手に入れる。 そのためには大きな覚悟がいる。 自分の大切なものを失うから。 その力は、その代償を糧にしているから。 何かを捨てる覚悟は。 誰にでもできることではない。 真っ直ぐに…

それぞれの力…

鳥は、その翼を広げ。 より高く、より遠くへ飛んでいく。 力強く羽ばたきながら。 獣は、その足を使い。 より速く、遠くへ駆けて行く。 しっかりと大地を踏みしめながら。 そして、人はその足と手を使い。 遠く、高い場所にある夢をつかもうとする。 しっか…

そはなにや…

終わりのないときの中で。 終わりのない旅人が独り。 延々と続くときの中をゆらゆらと漂う。 彼は終わりを求めて旅をした。 終わりを求めて、終わりのない時に身をゆだねた。 延々と続く矛盾の中で探し続ける。 どれだけ探しても、決して見つからないもの。 …

何をみていますか…?

ある日突然、自分の知らない世界を知った。 自分の知っている世界のすぐ隣にあるのを知った。 そこでは、たくさんの苦悩と血が流れていた。 そして、そこには大切な人がいた。 その人は戦っていた。 誰かを傷つけるたびに、自分も傷つきながら。 苦しさも、…

克つもの…

自分が選んだ道。 その道は思いのほか厳しく。 辛い道が続いている。 先にあるものを目指して。 希望を胸に歩いてきた。 けれども、苦境ばかりが続いている。 夢を見つけた自分は。 決して精神が折れないと思っていた。 どんなことにも耐えていける。 自分の…

不器用な自分…

目の前にあるたくさんのこと。 それを片付けなければいけない。 一度にたくさんのことをできるほどに。 自分は起用ではないことを知っているから。 ひとつずつ、丁寧に片付けていく。 けれども、大量にあるそれは。 早々に片付くものではない。 ひとつのこと…

生み出す力…

人は何かを作る手を持っている。 そして、実際に多くのものを生み出してきた。 時にはそれは争いの道具となり。 人々に畏怖を抱かせてきた。 けれど、それ以上に、その力は人々に希望を与えた。 不可能と思っていたことが可能となり。 別の可能性をまた新た…

埋もれる意識…

世界にはたくさんの人がいて。 皆それぞれの考えを持っている。 自分の生きる意味。 自分が人と違うこと。 自分の叶えたい夢。 それは千差万別。 しかし、いつしか人と同じになることを求められる。 自分であって自分でない。 たくさんの同じ意識の中で。 自…

自分を信じる…

運命を信じる。 自分の選んだ道の結果も。 その道に広がる先の未来も。 全てが予め決められている。 それならば、人は選ぶ必要がない。 全てが予め決められているというのなら。 それに人が抗うことができないというのなら。 人は単にその流れに身を任せるだ…

それでも人は…

なぜ今自分は生きているのだろう。 たくさんの大切なものを失ったというのに。 この世界には苦しみで溢れているというのに。 心は既に絶望に染まっている。 夢を失い、生きる力を失った。 目の前を過ぎていく人たちは。 希望に溢れた顔をしている。 強い光が…

サイセイスルセカイ…

今、自分は自分として生きている。 世界でたった一人の自分として。 それは皆同じ事。 誰もが、その人自身として生きている。 今、このとき二度とない世界を。 そして、必死になって生きて、いつか終わりを迎える。 ある宗教では、その先に世界があるという…

リラックス…

ぴんと張り詰めた糸。 それはとても硬く。 とても細くなっていく。 けれども、一方でとても弱くなっていく。 触れただけでも、切れてしまいそうに。 張り詰めた糸ほど弱いものはない。 それは簡単に切れてしまう。 そして、一度切れてしまったら。 もう元に…

誰も分かってくれない…

いつもと同じ仮面をかぶって。 いつもと同じ人と顔を合わせ。 いつもと同じ事をする。 いつでも、同じ仮面をかぶっているから。 人はその仮面をその人だと思い込む。 だから、その人が仮面の下で。 例え泣いていても。 怒っていても、傷ついていても。 誰に…

感謝の言葉…

長いようで短い時間。 二度と戻ることのない時間。 後ろを振り返ってみると、自分が作った道があった。 これからも続いていくこの世界で。 きっと、誰かがこの道を歩いていくのだろう。 そして、その中でたくさんの出会いと別れを繰返すのだろう。 今までの…

疲れた…

どうして、ここにいるのだろう。 朝起きて。 いつもと同じように。 苦しみと痛みが溢れる場所へと身をおく。 そして、長い時間を拘束され。 僅かな安らぎの時間を経て、夜が明ける。 このまま夜が明けなければ、安らいでいられるのだろうか。 苦しみと痛みで…

何のために…

ある日強大な力を手に入れた。 数に限りはあるけれど。 何でも叶えてくれる強大な力。 しかし、それは強大な対価を必要とする。 それは、時間。 その力を使う度。 残された時間が減っていく。 やがて、数を使い切ると同時に。 自分は消えてしまう。 そんな力…

独りの限界…

人は孤独ではいられない。 その人が存在するということは。 誰かに認識してもらうことだから。 自分で自己を認めても。 それは、ただそこにあるだけの存在。 人は、自分がそこにいるという証明すらも。 独りではできない。 だから、人は誰かと力を合わせよう…

強くなりたい…

強くなりたい。 大切なものを奪われないように。 大切な人が傷つかないように。 今のままでは、ただ指をくわえて。 奪われるのを、傷つけられるのを観ているだけ。 力が欲しい。 そう願う。 自分の大切なものを守れるように。 一度目の前で大切なものを奪わ…

誓い…

何かを誓う。 それは、一種の制約となる。 そして、それは人を縛りつけ。 押さえつける。 しかし、制約は時として力になる。 それは代償だから。 その代価が大きければ。 それから得る力も大きくなる。 だから、人は誓う。 力を得るために。 誓いを守るため…

小さなプライド…

生まれてきてから。 これまで生きてきた。 そして、曲がりなりにも。 自分のプライドを築いてきた。 人には小さなものかもしれない。 けれども、自分にとっては譲れないもの。 それだけは、人に否定されたくない。 けれども、人は簡単にそれを否定する。 壊…

全てが終わったら…

自分の目指す道。 自分が手に入れたいもの。 それを手にするには、まだ道が遠い。 必死に手を伸ばし。 少しずつ進んでいく。 遥か先にある夢に向けて。 きっといつかはその夢に届くだろう。 そうして夢を手に入れた後。 その先には何が待っているだろう。 夢…

初めて気付くもの…

いつもと変わらない毎日。 いつもと同じ朝を迎え。 いつもと同じ日を過ごす。 しかし、あるときそれは一変した。 大切な人を失った。 それまで、大切だとは意識していなかった。 散々鹹かったり、憎まれ口を利いたり。 それでも、少しずつ自分の心に平穏を与…

自分として…

何もない生活。 ドラマや栄華のように。 スリルにあふれているわけでもなく。 感動に満ち溢れているわけでもない。 ただ漠然とそこにあり。 いつもと変わらない世界が広がっている。 きっと、無限に別れた分岐の先には。 こことは違う世界が広がっているのだ…

アベンジャー…

ある日突然、何の前触れもなく。 大切なものが壊された。 自分が最も大切にしていたもの。 その喪失感は大きく。 失ったことに涙した。 そして、誓った。 大切なものを壊したものを許さない。 それは強烈な復讐心。 そして、自分は修羅になった。 破壊と憎悪…

夢の代価…

人は夢を見る。 自分の理想、想い。 それを顕現させたもの。 それが夢。 そして、人はそれを手に入れるために。 必死になる。 道なき道を進み。 戻り、迷い。 その過程で多くのものを犠牲にして。 それでも夢を手に入れようとする。 時には、傷つくこともた…

求めるもの…

人は結果を求められる。 すべては結果で評価される。 学校のテスト、会社の仕事。 それまでの過程よりも、最終的な結果。 どれだけ、間にがんばろうとも。 結果がなければ、それは評価されない。 逆に、結果があれば、その過程は重視されない。 だから、人は…

目覚めよ我が力…

人にはその人だけの力がある。 誰にもない、その人だけの力。 けれども、それは自分でも気付かない。 何かを切欠にそれは目覚める。 それは、強大な力。 そして、時には人を狂わせる。 力を持ったことに溺れ。 力に酔いしれ。 それを振るうことに快楽を感じ…

ハジメノイッポ…

人は成長すると共に変わっていく。 姿かたちはもちろん。 その内面の考え方も。 自分も過去とは違い、大きく変わった。 切欠は分からない。 けれども、確かに変わりたいと願う自分がいた。 だから、変わったのだろうか。 人が変わるときは。 自分が変わりた…

深い暗闇…

ある日、夢を見た。 周りは、果てしない闇。 そこにいるのは自分ひとり。 何故そこにいるのか。 何故独りなのか分からない。 そして、とりとめもないことを考えながら。 ひたすら落ちていく。 暗いくらい闇の中へと。 そこは、どちらが上で下か分からない。 …