一人でいること…

人は誰しも、独りで生きていくことはできない。
それは、人の心が独りでいることに耐えられないから。
他人から与えられる温もり、心地よさを求める。
独りでいることは、自分の周りが暗闇に包まれているのと同じ。
誰かがそばにいるとき、その暗闇に一条の光が差し込み、道が見えてくる。
だから、人は誰かと一緒にいようとする。
例え、その結果自分が傷つくと分かっていても、その光を求めずにいられないから。
そして、必死にその光にしがみつき、生きていく。
そうして、いつしか多くの光が差し込み、心に余裕ができていく。
そのとき、今まで見ていた景色と別の景色が見えてくる。
今まで見えなかった新しいものが見えてくる。
独りでいて平気な人はいない。
独りでいて平気そうに見えても、その人は心の中では誰かを求めている。
その人は、本当は心の暗闇に必死で耐えている。
いつしか、光が差し込むことを望んで。
そして、その人に光が与えられたとき、その人はやっと安心できる。
そして、心から笑うことができるようになる。
私も、昔は暗闇におびえていた。
でも、いつしかすばらしい仲間に出会い、光が差し込んだとき、嬉しさを感じた。
安心を得た。
だから、いつか自分も誰かに光を与えることのできる人になりたい。
光をくれた仲間たちのようになりたい、そう思えた。



心を許せる仲間を得たときは、本当に嬉しいものですね。
時に関係ないですが、本日こんな本を買ってしまいました。(笑

鋼の錬金術師(16) (ガンガンコミックス)

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