自分を知る…

「敵を知り己を知ればすなわち百戦危うからず」という言葉がある。
簡単に言えば、しっかりと何事も調べてみるべきだという意味だ。
別にこれから戦おうとするわけではないけど、素直に感銘できる。
敵つまり相手を知ることはもちろん大切なこと。
しかし、それ以上に自分のことをしっかりと知らなければいけない。
今の自分は、何ができてどういう知識を持ち、どうしたいのか。
それを知ることで、自然とこれからの動き方が見えてくる。
多くの人は、自分のことをよく知らない。
自分のことを分かっているつもりでも、分かっていないがために無茶をしようとする。
自分を知るには、しっかりと自分と向き合わなくてはいけない。
しかし、たいていの人は自分の中に傷を持っていて、それと向き合うのを拒否する。
自分の弱い部分から目を背けようとする。
でも、自分の弱い部分を知らなければ、本当の自分が見えてこない。
逆に、自分の弱い部分を知ることができれば、それにあわせた行動ができるようになる。
それが強さにつながり、人は成長する。
そして、それは他人との付き合いでも同じこと。
他人の長所ばかりでなく、短所をしっかりと見極める。
そして、その短所を補えば、その人も成長できる。
その人の短所を見ることは、その人自信を見ること。
そうすれば、その人との間には、確かな絆がつながる。
自分を知り、相手を知ること。
それはきっと人の本質を見ること。
人の本質を見ることができれば、きっと自分の世界も広がるのだろう。



「敵を知り己を知ればすなわち百戦危うからず」という言葉の意味は「敵と味方の情勢を知り、その優劣・長短を把握していれば、何度戦っても負けることがない。」ということだそうです。
しかし、なぜかこの言葉は昔からフィーリングがあう好きな言葉です。(笑