時間…

世界には変えられないものがある。
引力や重力、その他の万物の法則がある。
そして、時の流れも変えられない。
約50億年前に地球が誕生し、自然が生まれ、生命が生まれた。
私たち人類は、その中でも最も新しい生物。
そして、人間は発達した頭脳で自然を蹂躙し、支配したつもりでいた。
しかし、時に自然は猛威で、時に雄大に人間にその存在を教える。
地震や落雷、台風やハリケーン
その脅威の力で人間に存在を教える。
自分たちは、お前たち人間には敵う事のない存在だと。
それは、遠くからのメッセージでもある。
例えば、地上から見える星。
今現在見えている星の中には、地球が誕生する前の光も存在する。
一番新しいものでも、数百年前。
雄大な自然にしてみれば、ほんの一瞬の時間。
けれども、強いと思い込んでいた人間にとってはとてつもなく長い時間。
自然にしてみれば、私たちの寿命も一瞬の出来事。
とるに値しない時間。
そんな短い時間を人間は必死に生きている。
自分は、生きてここにいると。
必死に自然に訴える。
確かに、自分たちの時間は取るに足らない。
まるで大海の中の一粒の水のように。
かけても、全く影響がない小さな一粒。
けれども、それでも確かに大海の一部。
小さな時間だからこそ、意味がある。
小さな時間だからこそドラマがある。
だから、誰かを感動させる生き方にあこがれている。



因みに、人間が生きている時間は、地球が誕生してから現在までを一日で表した場合、日付が変わる一分前、詰まり、23:59に相当するといわれています。
いやはや、驚きですね。(笑