空っぽの心…

心にはたくさんのものがある。
思い、嗜好、情、欲、望み。
心はそれらをしまっている。
そして、その全てを処理している。
機械のように正確に、より早く。
けれども、機械を使い続けていると壊れるように。
心も、使いすぎると壊れてしまう。
感情や、思いによって生まれた激流に流されるように。
だから、時々は心を空っぽにしなければならない。
処理をとめて、何も考えず、空っぽにしなければならない。
機械をとめてメンテナンスをするように。
心を休ませて、調子を整える。
そうしないと、限界を超えてしまうから。
ダムが決壊するように。
心も、そのキャパシティを超えてしまうから。
心をメンテナンスするには、何も考えなければいい。
何も考えず、ただひたすらぼうっとした時間を過ごす。
そうして、心を休めることで、再び調子を取り戻す。
機械は壊れたら直せばいい。
けれども、心が壊れてしまうと、直すことはできない。
心の傷も、いつかは治るけれど。
それには膨大な時間が必要だ。
だから、時々はメンテナンスをする。
ただ、ぼうっと空を見上げて、空白のときを過ごす。
そうして、再び歩き続ける。
時々立ち止まって、空を見上げながら。



私は休日はぼうっとしている時間が多いです。
特に何をするわけでもなく。
そして、私は会社で変な目で見られるのです。(泣