終わる世界…

この世界はいつまでも続く。
限りなく、いつまでも。
どこまでも変わることなく。
そんな風に信じようとする自分がいる。
決してそんなことはありえないと知っていながら。
いつまでも。
変わらない日常を信じようとしている。
いつかは壊れてしまうことを知っていながら。
世界は突然その終わりを迎える。
誰にも予測できずに。
確実に、しかし唐突に。
その終わりを避けることはできない。
どんなに避けようとしても。
どんなに努力しても。
決して逃れえることのできない。
ならば、せめて今ある日常を楽しもう。
いつ終わりを迎えるとも知れないけれど。
最後には胸を張って、笑っていられるように。
終末を恐れるのではなく、受け入れて。
避けられないことから逃げようとするのではなく。
共に歩んで。
そして、世界の終わりを迎えよう。
そうすれば、きっと笑っていられる。
例え、それがどんな終末だろうとも。



文中の世界は、自分の人生とでも思っていてください。
因みに、太陽系は約50億年後に、太陽が爆発して消滅するそうです。
そのころには世界はどうなっているのでしょうね。
想像も付きません。(笑