扉の外へ…

目の前に広がる空間。
そこは暗闇で、閉ざされた場所。
あまりにもそこに長くいたために。
安住の地と化している。
誰とも会わずに。
独りでいる。
外がどうなっているのかも分からない。
いつも、扉に手をかけても。
扉を開けて。
外に踏み出すことはできない。
きっと、外には光があるのだろう。
自由があるのだろう。
それでも、踏み出すことはできずにいる。
安住の地から足が離れることを拒否している。
いくら扉に手を掛けても、開けることを拒否している。
たった一枚の薄い扉。
その向こうに広がる世界。
けれども、その眼に映るのは壁。
とてつもなく巨大で。
頑強で。
絶対不可侵な壁が映っている。
ほんの小さな勇気でも。
かけらほどの光でもいい。
それが届いたならきっと扉を開けることができる。
そして、外に踏み出して。
思うように、気ままに世界を感じ。
包まれてみたい。



今日は何だか自宅のネットワークが調子が悪くて大変でした。
中々インターネットにつながらないのです。
それでも、日記を更新してしまうのは最早生活の一部と化しているからなのでしょうか。(汗