過去の話…

世界には歴史が存在する。
そこにはたくさんのドラマがある。
血でつづられた物語、涙でつづられた物語。
幾千、幾万、幾億もの物語。
そして、それは人も同じ。
長いようで短い人生の中で。
時には涙や血を流し。
それぞれの物語を描いていく。
でも、中には自分がつづった物語を嫌う人がいる。
過去の自分がとても嫌いで。
過去の世界を忘れようとしている。
そんな人がいる。
きっとその人は過去をやり直したいと思っているのだろう。
でも、考えてみて欲しい。
例え、過去に戻れたとして。
そして、過去をやり直すことができたとして。
果たして、その先にいる自分は今の自分なのだろうか。
今の自分にも、そう遠くない未来で。
ささやかな幸せを手に入れるかもしれない。
そんな小さな可能性さえもすてて。
自分の過去を変えて、未来すらも変えていいのだろうか。
今の自分がいなくなるということは。
それまで出会った人々、築いてきた絆が消えること。
振り返ってみて欲しい。
あなたが辛かったとき。
あなたは独りでいただろうか。
あなたが笑っていたとき。
あなたは独りでいただろうか。
結局はそれが答え。
過去の自分が嫌いだというのなら。
今の自分を好きになりなさい。
そして、ささやかな幸いが訪れることを願いなさい。
それが、あなたが嫌う過去への償いなのだから。



明日で、ひとまず仕事納めです。
そして、明日は早めに仕事を切り上げて社内の大掃除だそうです。
どうも、早く帰れるみたいです。(笑
そして、明後日は大学の忘年会。