変わり行くもの…

いつもそこにあった。
そこにあるのが当たり前だった。
それは普遍なものだった。
どんなに時間が過ぎても。
どんなに人が変わっても。
それは変わらなかった。
でも、すべてのものに終わりがあって。
終わりは何かを生み出す。
そして、それはすべて同じ事。
だから、あの日、それがなくなった。
確かに、昨日までそこにあったのに。
それはなくなった。
そして、それは現実のものから。
ただの記憶と移り変わった。
きっと、それがあった場所には。
新しい何かが生まれたのだろう。
ただ、自分は寂しかった。
当たり前のようにそこにあったものが。
新しい何かを残して。
自分の前から消えてしまったことに。
大きな喪失感を感じた。
変わらなければいけない。
変わっていかなければ。
いつか滅びてしまうから。
でも、新しい何かは。
必ず、古い何かを犠牲にして。
その上で、新しい歴史をつむいでいく。
そして、いつか古い歴史は忘れ去られるのだろう。
だから、せめてそれを知っている自分だけでも。
記憶に埋もれて、忘れ去ることがないように。
いつでも思い出して。
それが現実にあったことを、刻んでいこう。



いつの間にか、あったものがなくなるのはとても哀しくて、寂しいものです。
さて、ようやく今日から本格的に業務に取り組めました。
とはいっても、具体的な指示が来ていませんが。(汗
本当に大丈夫かなぁ。