煉獄の炎…

炎が自分を焼いている。
紅蓮の色を撒き散らしながら。
漆黒の煙を舞い上げながら。
自分に絡みつき。
じわじわと焼いていく。
自分に逃れる術はなく。
ただ、自分の身が焼かれていくのを眺めるだけ。
延々と与えられる苦痛にうめき。
ゆっくりと確実に自分を削る。
少しずつ、少しずつ。
いつになったら解放されるのだろう。
いつになったら楽になれるのだろう。
何故自分はこれに身を晒しているのだろう。
何度となく繰返した疑問が頭をよぎる。
その答えもまた、いつまでも出ないまま。
見えるものはただ一つ。
自分を焼く炎。
彩られた色はただひとつ。
自分に巻きつく紅蓮。
感じるものはただひとつ。
終わりの無い苦痛。
自分がどうなっているのか。
これからどうなるのか。
それすらも分からないくらい闇の中で。
ただひとつ彩る紅蓮。
きっと、これから先。
自分が光の下に出たときも。
ひっそりとこれは自分を焼いていくのだろう。
決して消えることの無い紅蓮の炎。
それは、過去に犯した自分の罪。
そして、これまでに傷つけてしまった人の数だけ。
自分を焼く。
いつまでも、消えることなく。
自分が終わりを迎えるまで。



ある種では、炎は清浄の象徴で、始まりと再生を司るそうです。
さて、本日は風邪を引いている状態で出勤しました。
当然、体温が常時より高く、軽く汗ばむ状態なのですが。
さらに、会社での夏のごとき室温。(汗
正直、辛かったです。(泣
おかげで、水分をたくさん取る羽目に。(笑