傷だらけ…

世界はいつも傷ついていた。
人が勝手なことをやって。
自分も、世界も。
全てを傷つけて。
そうして生きてきた。
そして、それを長い間繰返していた。
だから、人も世界も傷だらけだった。
でも、人は一人ではいられない。
孤独で震えないように。
闇に包まれないように。
誰かのそばにいようとする。
その人が自分を傷つけても。
その人を自分が傷つけても。
お互いにまた寄り合って。
そばにいようとする。
その人のために、何かをしてあげて。
自分のために、何かをしてもらって。
助け、助けられ。
傷つけ、傷つけられて。
人は生きていくのだろう。
しゃべるのも、笑うのも。
怒るのも、喧嘩をするのも。
助けるのも、助けられるのも。
どれもが一人ではできないことだから。
例え、傷だらけになっても。
人は誰かのそばにいようとするのだろう。
傷ついて、ぼろぼろになった世界で。
傷ついて、ぼろぼろになった姿で。
傷だらけで。
これからも傷ついていく世界を眺めながら。
これからも傷つきながら生きていくのだろう。



誰かのために、何かをしてあげることは自分が生きているということを実感させてくれます。
さて、今日もさして忙しくも無い仕事を片付けていました。
でも、やっぱり業務外のことで帰りが遅くなりました。(泣
だんだんストレスが溜まってきました。(汗