残されたもの…

自分は昔に全てを失った。
大切だったものも。
先に待っているはずの希望も。
全てがこの手から零れ落ちた。
必死に掴み取ろうとしたけれど。
水を掴むように。
さらさらと零れ落ちてしまった。
自分に残されたのは何も無い。
それでも自分は生きている。
全てを犠牲にしても。
今生きてしまっている。
どうしてあの時。
一緒に消えてしまえなかったのか。
ここまで辛い思いをするならば。
あの時消えてしまったほうが楽だった。
そう感じてしまう。
自分は何故生きているのか。
その意味を見出せなかった。
ただ、何も考えずに。
日々を過ごすことしかできなかった。
何の楽しみも無い時間。
何の希望も持てない未来。
そんな世界で、生きている意味などあるのだろうか。
考えることは辛いことばかり。
全てを失った日を思い出しては。
鋭い刃で切り刻まれるような痛みを思い出す。
あまり意味の無い行動を繰返していた。
自分はこれからどうしたらいいのだろう。
このまま何も見出せないのであれば。
消えてしまったほうがいいのだろうか。
それとも、どこかに。
自分を必要としてくれている人がいるのだろうか。
だとしたら、その人に会いたい。
会って、その意味を聞いてみたい。



大切なものを失えば、それだけ大きな喪失感が自分を苦しめるものです。
さて、つかの間の休日が終わってしまいました。
明日からは、また退屈な仕事の日々です。(汗
楽になりたいなぁ。(泣