先駆け…

それは突然現れた。
幻のように実体がなく。
その真っ黒な影の中に。
全てを飲み込んで。
世界を覆いつくすために。
そうして、世界はゆっくりと侵食されていった。
それは災禍の先駆け。
全てが飲み込まれてから。
本当の災禍が訪れる。
真っ暗な世界で。
冷たく、哀しい世界で。
希望も光もなく。
絶望と疑念。
苦痛と闇のみが支配する世界。
そういう世界にするために。
先駆けが襲ってくる。
それを食い止めなければいけない。
心を絶望に染めないために。
光が差し込む明日を守るために。
でも、一人では何もできない。
誰かの協力が必要。
それでも、こんなときでも。
人は互いに争い。
自らの欲望を満たそうとする。
いっそのこと。
この世界は滅びたほうがいいのだろうか。
本当に危険なときにすら。
協力できない、力をあわせられない世界なら。
消えたほうがマシなのだろうか。



人は本当に危機に陥ったときに、その本性をあらわします。
さて、本日は本来なら会社のイベントに参加する予定でした。
しかし、どうしても気分が乗らなかったので辞退してしまいました。(汗
面倒なことはしたくないですね。(笑