開く世界…

そこは、色のない世界だった。
空は常に灰色で。
ひび割れた大地には。
ごつごつとした岩と。
枯れた木々だけが存在し。
空気は重くまとわり付き。
多くの悪魔が空を舞う。
とても暗く。
とても苦しい世界だった。
そこは自分の心象世界。
何にも興味を持たず。
ただ流されるままにいき。
感情がない自分を投影した世界。
誰もが自分の表面しか見ない。
だからだろう。
自分の本質を見抜かれて。
それでも自分に優しくしてくれる人が現れたとき。
自分は衝撃を受けた。
そして、その人の言葉が。
その人の優しさが。
自分の心象世界に色を付けてくれることに。
ひどく戸惑った。
けれど、同時に。
それがとても心地よかった。
色がつき始めた世界は。
とても綺麗に見えた。
きっと、今の自分は。
新しい世界に足を踏み入れたのだろう。
その心の変化が。
自分が変われたことが。
とても誇らしかった。



自分が変わっていくことを自覚できることは、実は貴重な体験なのではないでしょうか。
さて、ここ最近ずっと疲れたしか発言しないgachamukです。
本日は会社で休業の説明が行われました。
どうも、アルバイトは認められているようで何よりです。(笑
でも、休業になったらきっと別の会社を探して、さっさと辞めることでしょう。