昼夜で温度差が激しい
今日この頃ですが、
皆様、いかがお過ごしでしょうか…?
さて、ここの所、やけに1週間が長いです。
私は基本的に隔週で土曜日休みなのに、
事務のおばちゃんがよく有給を取るのです。(泣
というわけで、現状私の土曜日休みは、
良くて月一回。
おばちゃん曰く「いいじゃん。お金稼げるじゃん。」
だそうですが、正直いらっと来ます。(怒
とはいえ、この人はデリカシーのない発言をしては、
たびたび私をいらだたせるのですが。(汗
…、うん、正直疲れました。
………。
さて、唐突ですが、今回から再び小説を
載せていきたいと思います。
とはいえ、今回は前回とは全く別物ですが。(笑
感想などいただけたら幸いです。
ちなみに、タイトルは未定です。
以上、本日のgachamukでした。
それでは、どうぞ。


プロローグ

 この世界には、未だその謎が解明されていないものがたくさんある。
 イースター島のモアイ像、ナスカの地上絵、航空機や船舶が一年間に百件以上も消息を絶つというバミューダトライアングル、未確認飛行物体(UFO)、未確認生物(UMA)、地球外知的生命体、その他、超常現象と呼ばれる類のものもある。
 それらの謎は、これまでたくさんの科学者や宗教関係者、オカルト信仰者がその謎を解明しようとしてきたが、そのすべてが失敗に終わっている。
 そして、その謎のものの中に、オーパーツと呼ばれるものがある。
オーパーツとは、out(アウト)-(−)of(オブ)-(−)place(プレイス)-(−)artifacts(アーティファクツ)(場違いな工芸品)の略で、出土した時代の技術では、到底作ることのできないであろうと思われるものである。
 代表的なものとしては、コロンビアの黄金の飛行機、コスタリカの石球、秦の始皇帝兵馬俑(へいばよう)で発見された、クロムメッキの剣などがあげられる。
 また、発見されたオーパーツの中には、単純な工芸品ではなく、何らかの方法で使用していたと思われるものもある。
 そして、それらの中には、超古代文明で作られた、強大な力を秘めたものが多い。その力は、戦術核兵器規模の爆発を起こすものや、マイクロブラックホールを発生させるもの、タイムマシンのような役割を果たすものなど、多岐にわたる。
 そんな恐ろしい力を秘めた、超古代文明オーパーツだが、その多くは、科学者たちが研究したにも関わらず、その力の発動条件が見出されていないものばかりである。つまりは、何をきっかけに、いつその力を開放するかわからないものが、今も発見され続けているのである。
 そういった、オーパーツを研究する機関は、国家、民間を問わずたくさん存在する。
 そして、その研究機関の一つ、柴田古代物研究所は、南堵(みなみかき)市(し)の人里離れた山奥に存在し、今日もひっそりと研究を行っていた。
 しかし、ある日のこと。突然研究していたオーパーツの一つがその力を開放し、研究所は爆発してしまった。幸い、爆発は小規模だったため、人里のほうには被害が及ぶことはなかったが、それまで研究していたオーパーツは、どこかへと消え去ってしまった。
 そうして、研究所から消え去ったオーパーツのうちいくつかは、十数年の時を経て、発見され、いろんな人の間を渡り歩き、現在は、とある行商人が売り歩いていた。