当たり前のこと…

世の中には当たり前のことというものがたくさん存在する。
たとえばそれは、日常生活のことだったり、働く上でのことだったり。
それは人が常識とすること。
しかし、考えてみると、当たり前のことを実行できている人は少ない。
人として当たり前のこと。
人として最低限の当たり前のこと。
それは、誰かのために何かをすること。
困っている人がいたら助ける。
手を差し伸べる。
そんな当たり前のことを実行している人は、どのくらいいるのだろう。
自分が辛いと知っている人は、人にやさしくできる。
しかし、逆に自分が辛いと思っていない人。
誰かに優しくされることが当たり前になっている人。
そういった人たちは、他の人にやさしくできないのだろうか。
恐らく、彼らは周りを見渡すことができないのだろう。
自分を守ることに必死になっていて、周りを見る余裕がないのだろう。
人は、誰しも大きな力を持っている。
それは正しく使うことができれば、人を救う力になる。
それは悪用すると誰かを滅ぼす力になる。
人は力を使うとき、自分の正義に従って使わなくてはいけないと思う。
己の欲望のみを追求するのではなく。
目の前に困っている人がいる。
自分はその人を助けてあげるだけの力がある。
ならば、自分はその人を助けてあげよう。
それが自分にとって当たり前のことだから。



中々当たり前のことをするのは難しいものです。
それでも、人を助けてあげることができるというのはすばらしいことだと思います。