誰かと自分…

人は何故流行を求めるのだろう。
人は何故、自分ではない誰かになりたがるのだろう。
どんなに、髪型をまねてみても。
どんなに、服装を真似てみても。
どんなにその人になろうとしても。
決して、その人になれるわけではない。
自分を誰も真似できないように。
自分と人は違うのだから。
誰かになろうとすることは、自分を殺すこと。
自分は独りしかいないのだから。
誰かになろうとすれば、自分が消えてしまうのだから。
それは、哀しいこと。
例え、どんなにその人に近づけても。
例え、それで人の目を集めても。
決してそれは自分を見ているのではない。
人は、自分を通して、真似た人を見ているのだから。
それは、自分の存在を忘れられるということ。
そして、存在を忘れられてしまえば、自分は死んでしまうのだから。
自分が格好悪いと思うのなら、格好良く生きればいい。
自分が弱いと思うのなら、強く生きようとすればいい。
自分以外の誰かになって生きるよりも。
誰もまねできないような自分で生きたほうがいい。
どんなに人がいても、自分と同じ人は存在し得ないのだから。
双子さえも、それぞれに個性があるように。
人として生きるよりも。
自分として生きる。
それは、自分の道を一生懸命歩くのと同じなのだから。



正直、私は流行などには疎いです。
結局、自分がどんなに流行を取り入れても、結局自分は変わりません。
まぁ、素材(自分)がかなり格好悪いですからね。(汗