透明人間…

自分はどこにいるのだろう。
周りが認識している自分。
自分が認識している自分。
当たり前だけど、違う自分。
けれど、どちらも本当の自分ではない。
本当の自分というものに、色を塗る。
本当の自分というものに、仮面をかぶせる。
そうして、色を塗られ。
仮面をかぶせられた自分は、その役割を演じる。
自分という人間を。
それぞれに認識されている自分を。
自分を知らない人の前で。
あまり仲のよくない知人の前で。
仲のいい友人の前で。
好きな人の前で。
家族の前で。
そして、自分の前ですらも。
本当の自分だと思っている自分は。
実は自分が認識した自分。
だから、それは似ているけれども。
決して、本体ではない。
鏡のように、どこかが微妙に違うもの。
本当の自分は誰にも認識されず。
誰にも気付かれることなく。
そして、何ものも演じることなく。
そこにいる。
まるで、透明人間のように。
確かに存在するけれど。
誰にも分からないような。
幻の存在。



私は昔テレビで放映していた香取慎吾主演のドラマ「透明人間」が大好きでした。
懐かしいですね。(笑
そのほかにも好きなドラマはたくさんあります。
また見れないかなぁ。