ホタルノヒカリ…

人の心には闇が生まれやすい。
心を絶望に染め。
生きる目的も。
そのための力も。
全てを奪ってしまう。
それを振り払うことのできるのはただ一つ。
それは、希望。
大きな希望は、大きな光りとなり。
闇を照らし出す。
もしも、今大きな希望がないというのなら。
目の前のささやかな小さな幸せを願いなさい。
それを希望と思いなさい。
確かにそれは、あまりにも頼りないかもしれない。
けれども、確かにそこに光りがある。
どんなに暗闇に包まれていても。
どんなに小さな光りでも。
それは、あなたを照らし出す。
それでも、いつしか光りは消えてしまう。
それは、はかないものだから。
まるで、1匹の蛍のように。
でも、光りが足りないならば集めればいい。
小さな光りを少しずつ。
ひとつが消えてしまったら、ひとつ集め。
そうすれば、それはいつしか大きな光となるから。
そして、いつしかしっかりと道を照らしてくれる。
1匹の蛍が集まり。
人々に幻想的な光の世界を魅せてくれるように。
いつか、あなたも誰かを魅了できる。



今回のタイトルですが、漢字にしなかったのには訳があります。
蛍の光」としてしまうと、どうしても歌のほうを浮かべてしまうのです。
だからといって、ひらがなでは格好が付かないと想いまして…。(汗