砂時計…

世界には多くの事実がある。
人の都合のいいように解釈され。
規制され、制御された真実がある。
そして、それは人の間に伝わっていく。
伝えられた人は、それを選び、塗り替え。
再び誰かへとそれを伝える。
そうして、いつしか真実とかけ離れた事実が出来上がる。
そして、その事実は膨大。
その中から、真実を見分ける。
それは、ほとんど不可能なこと。
まるで、広大な砂漠に落ちた一粒の砂糖を探すように。
それでも、人は探そうとする。
隠された真実。
それをただ知るために。
膨大な砂を手に取り。
さらさらと砂をより分けて。
いつしか、その手に残るだろう事を想い。
ただひたすら、砂を手に取る。
かぎられた時間しかないことを知りつつも。
そうして、少しずつこぼれていく砂を見つめながら。
それでも、きっといつかは見つけるときが来るだろう。
でも、それはどんなものかは分からない。
もしかしたら、残酷なものかもしれない。
それでも、前に進むしかない。
さあ、砂を手に取ろう。
その手に、いつか残ることを信じて。



台風が不穏な動きを見せています。
幸い、故郷の九州にはたいした被害は出ませんでしたが。
明日の私たちの大学の同窓会が不安です。(汗
とりあえず、明日は動きやすい私服で行くことしました。(笑