恵まれたもの…

絶望に襲われ。
生きる気力をなくし。
自分を失いかける。
先には何もなく。
心が削られていく。
そんな時、人は心を閉じる。
もう傷つかないように。
そして、その人は闇に住まう。
その人の眼は深い闇に覆われ。
全ての光を吸収する。
いままでたくさん傷ついてきたから。
だから、独りでいようとする。
けれども、いつか心を許せる。
そんな存在に出会えたとき。
その人の眼は光を宿す。
最初はきっと、その存在が眩しいだろう。
今まで闇の世界にいたのだから。
そして、自分の闇がその人の光を奪うことを恐れるだろう。
それほどまでに全てに絶望していたのだから。
それでも、どんなに眩しくても。
その存在から逃げてはいけない。
闇はいつか光にともされ、薄れていくから。
絶望はやがて希望に染まるから。
そして、あなたは光になれるだろう。
憧れていながらも、決して近づくことのできなかったものへ。
そして、思う。
自分は恵まれていたのだと。



段々夏らしくなってきましたね。
夏といえば、海なのでしょうが、生憎私にそこへ行くための時間も、相手もいません。
寂しいですね。
とりあえず、後輩から誘われているゼミの打ち上げが楽しみだ。(笑