全てが終わったら…

自分の目指す道。
自分が手に入れたいもの。
それを手にするには、まだ道が遠い。
必死に手を伸ばし。
少しずつ進んでいく。
遥か先にある夢に向けて。
きっといつかはその夢に届くだろう。
そうして夢を手に入れた後。
その先には何が待っているだろう。
夢を手に入れるまで必死になった自分。
時には絶望が、時には苦悩が襲ってきた。
それでも、しっかりと前を見つめて。
しっかりと歩いてきた。
そのときが自分は一番輝いていた。
がむしゃらになって。
そんな過去の記憶を思い返すのだろうか。
もしかしたら、新しい夢に向っているかもしれない。
けれども、いつか全てが終わったとき。
それでも、まだ自分に時間が残されているというのなら。
ささやかな願いがある。
そのときには、きっともう力が残されていないだろう。
だから、時間も、苦しみも。
全てを忘れて、安らぎたい。
自然の流れに身を任せて。
ただ、世界が終わるときを静かに待ちたい。
時々、過去のことを思い出し。
その記憶に微笑んで。
ゆっくりと過ごそう。
それが、ささやかな。
もうひとつの私の願い。



いつか、老後に余裕があるなら、湖のほとりに家を建てて、そこでゆっくりとしたいですね。
できるだけ静かな場所が好ましいです。
それを某ゼミの先生に話したら、年寄り臭いといわれてしまいました。(笑