埋もれる意識…

世界にはたくさんの人がいて。
皆それぞれの考えを持っている。
自分の生きる意味。
自分が人と違うこと。
自分の叶えたい夢。
それは千差万別。
しかし、いつしか人と同じになることを求められる。
自分であって自分でない。
たくさんの同じ意識の中で。
自分という存在が溶けていく。
そして、溶けた自分は誰かと混ざり。
やがて、自分をなくしていく。
それは世界から自分が消えてしまうこと。
自分というただ独りの存在。
それが消える。
何も考えることなく。
ただ、ぼんやりとした意識の中で。
ゆらゆらと漂う。
それは、あまりにも甘美な世界。
自分という存在を代償に。
周りとひとつになるということ。
けれども、それは私の求めるものではない。
そこに私のいるべき場所はない。
だから、私は留まる。
自分という存在を残して。
自分のいるべき場所を探すために。
例え、それが異端となろうとも。



今月末で、出向先での作業が終わります。
そして、本社は今は暇な状態だそうです。
そんなわけで、今までに溜まりに溜まった休みを取ろうかな。
本当にゆっくりしたいなぁ。