オナジソラ…

空を見上げる。
そこに見えるのは、夜空を飾る星。
蒼銀に輝く月。
着き明かりは、夜を照らし。
人を導く。
星は、その壮大さで。
人を魅了する。
遠い遠い世界から。
遠い遠い距離を駆け抜けた光が。
今ここで見えている。
その光が発せられたとき。
この世界は、どうだったのだろう。
歴史の人たちが生き、駆け抜けた時代。
そんな時代に生まれた光を見ている。
同じ光を見ているわけではないけれど。
いつまでも変わらない空。
昔の人々と、同じ空を見上げている。
壮大な時間が流れ。
その時間の分だけ古い光を見ていて。
その時代に思いを馳せる。
きっと、気付いた人だけに許される贅沢。
どこかで、彼らとつながっている気がする。
彼らが見た夢とつながっている気がする。
そこに、自分の求めたものがあるのだろうか。
そう考えて。
今日も空を見上げる。



明日は久々に休みとなりました。
今の業務が大分落ち着いてきたからでしょうね。(笑
それでも、まだまだ帰りは遅いですが。(泣