旅立つとき…

いつも自分のそばにいた。
誰よりも自分を知っていて。
誰よりもその人を知っていた。
その人がそばにいるのが当たり前で。
その人がそばを離れることはありえないと思った。
いつも、一緒に笑い。
一緒に、泣き、怒り、生きた。
喧嘩もしたし、仲直りもした。
辛いことも、嬉しいことも。
全てを分かち合って。
肩を並べて歩いていた。
そして、このときがいつまでも続くと思っていた。
けれども、その人は旅立つことを決めた。
自分も一緒にと誘ってくれたけど。
自分はここを離れるわけにはいかない。
離れられない理由があったから。
だから、その人と別れなくてはいけなかった。
本当は一緒に行きたい。
ここにいて欲しい。
とにかく、別れたくなかった。
でも、時間は過ぎ時が来た。
泣いてはいけない。
旅立ちは、新たなる門出。
未来への基点なのだから。
笑って、見送ろう。
哀しくても、嬉しいことなのだから。
涙で別れるのは、すべての終わりのときだから。
始まりのときに、笑っていよう。
そして、言葉を紡ごう。
行ってらっしゃい。



明日は、大学のTA忘年会、明後日は同期での忘年会。
次の日は地元の連中と忘年会。
いくらシーズンだからといって、3連続はきついです。(汗
飲み過ぎないように気をつけよう。(笑