届かない夢…

自分はこうありたい。
自分はこうしたい。
そんな夢を描いていた。
先に待ち受ける挫折や絶望も。
かすんで見えるほどの希望。
そして、歩き始めた道。
けれども、現実はそんなに甘くはない。
いくつもの困難があった。
そのたびに、必死になって。
自分を騙して、叱咤して。
疲弊しながら、ここまで来た。
けれども、現実はどこまでも残酷だった。
あれほど必死になって乗り越えて。
傷つきながら歩いてきた道。
それを振り返ってみると、ほんの少しの道のりだった。
まるで、何十年も歩いてきたような気がしていたのに。
そして、先を仰ぎ見てみる。
果てしなく続いている道。
遠くにまでかすんでしまっている。
自分はこの夢を叶えることはできないのだろうか。
自分は、届かない夢を描いているのだろうか。
そんな想いが自分を攻め立てる。
本当にこんな夢を持っていていいのだろうか。
哀しかった、悔しかった。
自分で描いた夢に届かない力が。
自分の夢が遥か高みにあることが。
そして、夢を諦めた。
そして、身近にある夢で満足しようとした。
けれど、いつも諦めた夢がよぎる。
体が夢を追いかけようと騒ぎ出す。
だから、衝動に任せて、勢いに任せて。
もう一度歩いてみよう。
例えとどかない夢でも。
限界まで近づいてみせる。



うまくいけば、来週は有給1日を含む4連休になりそうです。
そして、気がつけば回りはクリスマス一色。
もうそんな時期なんですね。(汗
今年も独り身…。(泣