自分の手…

暗闇の中、自分の手を見つめてみる。
いつもと変わらない、自分の手。
紅い血が流れていて。
五本の指がある。
この手は何のためにあるのだろう。
自分はこの手で、たくさんのことをしてきた。
いろんなものを壊した。
形があるものも、形がないものも。
それはもう二度と元に戻ることはないだろう。
この手で、いろんな人を傷つけた。
傷つけた自分の手が痛くて。
泣いてしまったときがあった。
この手で、いろんなものを作ってきた。
自分の手で何かを生み出すことは嬉しかった。
自分の手は、何かを壊し、傷つけ、作る。
それだけしかできないのだろうか。
他にもいろんなことができるのではないか。
誰かが苦しんでいれば。
そっとその人を慰めたり。
誰かが止まってしまって入れば。
手を差し伸べて、立ち上がらせたり。
大切なものを包み込んだり。
きっと、もっと使い方はあるのだろう。
それは、人によってたくさんの使い方がある。
でも、誰にでも共通していることがある。
自分の夢をつかむ。
自分にとって譲れないものをつかみ続ける。
それだけは、誰にでもあって。
誰でも同じ事。
だから、暗闇で開いた手をそっと握ろう。
自分にとって大切なものをつかめるように。



明日からは、また仕事です。(汗
ここ最近は夜更かししてばかりだったので、そろそろ寝ることにします。
ちゃんとおきれるかなぁ。(汗