仮初の憩い…

皆が笑っている。
でも、自分は笑っていない。
自分にはそれが何故笑えるのか分からない。
けれども、笑っていない自分は浮いてしまう。
だから、無理やりにでも笑う。
皆が泣いている。
でも、自分は泣いていない。
自分には何故それが哀しいのか分からないから。
けれども、泣いていない自分は浮いてしまう。
だから、無理やりにでも泣く。
きっと、自分は人とは違う。
人が楽しいとき、哀しいとき。
笑ったり、泣いたりするのが分からない。
でも、皆といるときは何も考えなくていい。
仮初にしても、安らげる場所。
そして、それを失うわけには行かない。
だから、無理やり皆と同じになる。
きっと、自分の心は縛られているのだろう。
強固な鉄鎖でしっかりと。
それは、とても重く。
とてもきつく、自分を縛り上げる。
きっと、自分はこの呪縛から逃れることはない。
いつまでも、壊れた心を縛られて。
いつまでも、心を満たされないままなのだろう。
だから、仮初に身をゆだねる。
皆と同じ事をして、少しでも心を満たそうと。
零れ落ちていく感情を必死にかき集めて。
仮初の憩いに身を投じる。



最近は寒くなったり暖かくなったり忙しいですね。(笑
でも、去年よりも大分雪が降っているので、スキーとかは大丈夫だそうです。
暇ができれば、友人と行こうかなぁ。
せっかく覚えたスノーボードだし。(汗