やさしくない世界…

大切なものが自分の手からこぼれていく。
どんなに必死にかき集めても。
どんなに必死につなぎとめようとしても。
まるで砂のようにさらさらと。
この手からこぼれていく。
自分の力で集めたものが。
苦しい思いをして。
哀しい思いをして。
やっとのことで手に入れたものが。
そして、やっと集まった。
前に進むに足りる力が。
先を見据え、たどり着くに足りる光が。
けれど、それは無情にも。
どんどん、こぼれていった。
そして、最後に残ったのは一片のカケラ。
あれほど、集まり、光り輝いていた道は。
闇に閉ざされた。
見えるのは、足元を照らす光のみ。
あれほど、やさしいと思っていた世界が。
あれほど暖かいとおもっていた世界が。
とても獰猛に。
とても冷たく、牙をむいた。
世界は優しくなかったのだ。
世界は誰にも等しく、絶望を与え。
牙をむき。
奪っていくのだろう。
でも、自分はまだ歩ける。
足りないなら、集めよう。
自分はまだ生きているのだから。
それができるのだから。



どうも、今私の部署はかなり暇みたいです。(汗
今日は、部長が定時に帰ったし、途中からはなぜか次回の社員旅行の話で盛り上がっていました。(笑
本当に大丈夫なのかなぁ、私の部署は。