暗闇の螺旋…

自分が守ると誓った。
大切な人たちとの、大切な時間を。
自分は戦うことができたから。
その力があったから。
だから、戦った。
自分のすべての力を使って。
脅かすものを退けた。
けれど、その代償は大きかった。
大切な人を失った。
自分が守るべきだったのに。
そんな自分を守って。
自分を守れたことに笑って。
そして、自分はそれを受け入れることはできなかった。
もう二度と戻ることはないのに。
その人を取り戻そうと。
その手段を探して、旅をした。
でも、当たり前のようにそんなことはできなかった。
たった一つの可能性を除いて。
それを知っていたのは、悪魔だった。
そして、悪魔は要求した。
自分に関係ない人の魂を。
そして、それを自分は受け入れた。
たった一つの可能性を求めて。
大切な人を奪った悪魔と契約し。
自信さえも悪魔と身を化して。
人の魂を刈っていた。
そして、気が付いた。
自分が悪魔と同じ存在になっていることに。
けれど、やめることはできない。
やめてしまえば、自分は消えてしまうから。
そして、暗闇に引きずり込む螺旋に身を任せて。
深い深い闇の中へと落ちていった。
自分は間違っていないと言い訳をしながら。
自分の罪を認めることを恐れながら。



最近の日記を読み返してみると、欝な感じの内容ばかりですね。(汗
とはいえ、ここ最近は気分が落ち込んでいたので勘弁してください。
因みに、もう少し気分が持ち直すことはなさそうです。(汗
……参ったなぁ。