小さな強さ…

それを見つけたときは、まだ小さかった。
とても弱弱しくて。
儚いものだった。
きっと、強く抱きしめれば壊れてしまうだろう。
それほどに小さかった。
けれど、それは強かった。
なによりも、生きることに貪欲で。
必死になって、生きていこうとしていた。
小さな泣き声で、自分を主張して。
小さな膂力で何かをつかんで。
それは、小さなものの。
小さい強さだった。
そんな光景をみていて。
ふと自分を振り返ってみた。
今の自分はとても弱かった。
自分の力で生きていけるのに。
大きな声を張り上げることもできるのに。
自分ひとりで生きていこうとしない。
自分の存在を主張しようとしない。
何かを抱く膂力があるのに。
何もつかもうとしない。
小さなそれよりもはるかにいろんなことができるのに。
自分は小さなそれよりもとても弱かった。
そして、想う。
自分も強くなりたい。
今からでも遅くないだろうか。
できるなら、今の自分にできうる事をすべてやって。
必死に生きてみたい。
小さなそれができるのならば。
自分にもできるはずだから。
それに負けないくらいに。
強くなりたい。



今の私は本当に自分でも情けなくなるくらいに弱い人間です。
さて、最近気になっているのですが。
某SNSでの足跡を調べてみると、ある人物がほぼ毎日私の日記を見てくれています。
とても嬉しいことなのですが、ここ最近の日記はとても欝なことばかりなので心苦しいです。
私の日記をほぼ毎日見てくれているかた、とても申し訳ありません。（汗
後もうひとつ、何やら色々と怪しげな検索ワードで私の日記がヒットするのはどうかと…。