どこまでも…

暗くて、深い闇の中。
周りには何もなく。
上も下も右も左も分からない。
そんな深い深い穴の中を。
自分は落ちていた。
いつから落ちていたのだろう。
気が付いたら、闇に囲まれ。
確かな浮遊感を感じながら。
そこにいた。
始めは混乱して。
どうにか這い上がろうと。
どうにか止まろうと足掻いていた。
けれども、努力は報われず。
今はただ、身を任せて。
終わりの無い闇の中を落ちている。
今までの光が懐かしい。
そこを歩いていた自分は。
どんな顔をしていたのか。
そもそも、それは現実だったのか。
あまりの絶望に自分が見た夢ではないか。
そんなことを考えていた。
記憶としてしか残っていない光の世界。
長くここにいれば、幻と感じるのも無理は無い。
きっと、自分は底に戻ることはできないだろう。
すっかり絶望した世界の中で。
すっかり生きる気力をなくして。
今はただ祈るのみ。
せめて、早く終わりが来るように。
これ以上、絶望が襲ってこないように。
延々と落ちていく闇の中で。
ゆっくりと意識を飲み込まれながら。
自分はただ落ちていた。



現実感の無い記憶は幻として認識してしまうことがあります。
きっと、感覚が現実に追いつかないからでしょう。
さて、本日も絶不調のgachamukでした。(汗
気分は落ち込むし、吐き気は襲うし、涙は出てくるし。
そんな中で、黙々と作業をして、でるのはため息ばかり。(泣
……はぁ。