気付かない…

自分はそれに気付いていた。
そして、それを知っていた。
けれども、恐れていた。
それが現実になることを。
自分が認めることで。
それが実際に起こりえることを。
だから、気付かないフリをした。
気付かなければ。
それを知らなければ。
それを認めることは無いから。
だから、自分は気付かないフリをすることで。
それを直視することから。
それを認めて、立ち向かうことから。
逃げ出した。
そして、堅牢な防壁の中にいて。
ただ守られているだけの弱い存在。
そんな存在に甘んじていた。
本当は、もうここから出て行かなければいけないのに。
自分の力で守って、歩いていかなければいけないのに。
いつまでもそれを拒否して。
逃げ続けていた。
知っていることを隠して。
気付いていることを隠して。
けれども、それも終わった。
自分が気付いていることを知られたから。
そして、それを指摘されたから。
自分はもう逃げてはいけないのだ。
だから、堅牢な防壁の扉を開けて。
外へと踏み出す。
自分の力で生きていくために。
自分の力で守るために。



気付いていてそれを気付いていないフリをすることは良くあります。
でも、それを認めることはとても難しいものです。
さて、社会人になっての癖で、早朝に眼が覚めてしまった本日です。(汗
昔は昼ごろまで平気で寝ていたのですが、最近は無理ですね。
変わりに、夜にすぐ眠たくなってしまいます。(笑