繰返す愚者…

いつも失敗ばかりしていた。
そのたびに反省して。
また違う失敗をする。
そんなことを繰返していた。
嫌になるほど。
自分がやることがうまくいかなくて。
いつも、人知れず泣いていた。
誰もいない暗闇の中で。
それでも、息を潜めて。
静かに泣いていた。
そして、偽りの笑いを顔に貼り付けて。
いつものように失敗を繰返していた。
けれど、あるとき。
自分がやったことがうまくいった。
それが人に誉められた。
それが嬉しくて。
きっと、これからもいいことがあると信じて。
別のことに挑戦した。
きっと、うまくいく。
自分にそういいきかせて。
これから起こることを知らずに。
期待が裏切られることを知らずに。
自分を誉めてくれると信じていた。
けれども、失敗した。
期待は裏切られ。
蔑まされて。
一度は、希望に満ちた心が。
絶望と共に、奈落へと落ちた。
だから、希望を持てない。
自分はまた失敗するから。
もう、人に蔑まされるのが嫌で。
自分は戻ってきた。
暗い暗い闇のなかに。
誰もいない世界に。
そして、そこで繰返す。
誰にも聞かれない慟哭を上げて。
誰にも見えない涙を流して。
愚者の仮面を貼り付けて。
同じ事を繰返すために。



期待とは、得てして、大きければ大きいほど裏切られたときに辛くなります。
さて、最近は本当に仕事にしても、日々の生活にしても参っています。(汗
何も考えたくなくなったり、突然泣き出したくなったりしてます。
だいぶ追い詰められていますね。(泣