痛む心…

いつでも、必死だった。
自分が生きることに。
自分に取り付いた敵に負けないように。
自分にできることをしていた。
自分のために。
時には人すらも傷つけて。
それが仕方の無いことなのだと思い込んで。
良心の呵責を無視して。
生き延びてきた。
自分に残っている時間はどれだけなのだろう。
自分はいつまでこれを繰返すのだろう。
人を騙して。
傷つけて、憎まれて。
暗い闇にとらわれた身体で。
いつまで続けるのだろう。
どれだけ繰返してきたか分からない疑問。
時々、自分がなぜ生きているのかを忘れてしまう。
もう、疲れた。
全てを投げ出したい。
そんな甘美な誘惑が襲ってくる。
きっと、そのまま身を任せれば。
全てが終わるのだろう。
辛いことを隠して。
人を騙し、傷つけ、憎まれるたびに。
痛む心に悩まされることも。
自分の敵が強大な力で襲ってくることにおびえることも。
すべてなくなるのだろう。
でも、投げ出すことができない。
今までに自分が傷つけた人たちが。
自分を縛り付けるから。
せめて、自分たちの分まで生きろと。
壊れる寸前の心を少しだけ癒して。
鎖で締め上げて。
じわじわと傷つけながら。
だから、自分は生きるしかない。
疲れても、壊れても。
それが自分の責任だから。



辛いときほど、投げ出したくなるのが人の常です。
さて、最近は本当にどうしよう…。
ストレスが溜まっているのでしょうか。
それとも、参っているのでしょうか。
いっそ、現実逃避して遠くへ行きたい。
そうだ、四国に行こう。(笑