無謀…

ある種の希望を抱いていた。
入念に準備して。
もてる限りの力を持って。
援護を頼んで。
使えるものをすべて使って。
大切な人を傷つけるものから。
守ろうとしていた。
けれども、それは砕かれた。
圧倒的な力によって。
準備をしていたものを粉砕し。
援護を蹴散らして。
自分の全力をものともせずに。
自分を押しのけ。
大切な人を傷つけられた。
自分が守るはずだった人に。
自分は守られてしまった。
その人は、自分の代わりに傷つき。
自分は助かった。
そんな自分がふがいなかった。
守ると誓ったのに。
全てを尽くしたのに。
希望は破壊されてしまった。
でも、落ち込んでいることはできない。
相手は、もう一度やってくる。
だから、今度こそは。
自分が守りきらなくてはいけない。
無謀なことだと思う。
相手は自分とは格が違う。
でも、やらなければいけない。
退いてしまったら。
自分の中の大切な何かが壊れてしまう。
退いてしまったら。
大切な人が流した血が無駄になる。
だから、退くことはできない。
例え無謀なことであっても。
誓いと覚悟を決めて。
己の威信と信念に賭けて。
守り抜く。



圧倒的な力を前にすると、自分の希望が観測的なものだと思い知らされることがあります。
さて、ここ数年で大量に本を購入しているせいでしょうか。
年末に整理したはずの本が、またばらばらになっていたので、整理しようとしたのですが、あまりの本の多さに辟易してしまいました。(汗
年末に購入した本を収納するラックも既に一杯。
というわけで、近いうちにまた本棚を購入しなければ…。(笑