欲するもの…

自分がしっかりしなくては。
自分しかそれができる人間はいないのだから。
そう思っていた。
目の前で突如としておきた異常事態。
それまでの平穏な世界ではなく。
危機と絶望に満ちた世界。
そんな世界に迷い込んだ。
そして、そこでは自分たちを狙う存在がいる。
何のために狙い。
何のために壊すのか。
何も分からないけど。
今自分ができるのはただひとつだった。
その存在から逃げること。
守りたいものをつれて。
必死になって逃げること。
どんなに格好悪くても。
そうすることで守れていたのであれば。
それでよかった。
けれども、甘かった。
逃げることはできなかった。
そして、どうしようもなく。
襲い来る狂気を待つしかなかった。
だけど、大切な人が守ってくれた。
本当は自分が守るはずだったのに。
その人は自分の変わりに傷ついて。
それでも、自分を守ってくれた。
そんな自分が情けなかった。
悔しかった。
自分は、戦おうともせずに。
ただ怯えているだけだった。
自分がとてつもなく弱く感じた。
だから、力を欲した。
自分を守ろうとして、傷ついている人を。
今度こそ本当に守れるように。
悔しい思いをしないで済むように。



自分は強いと思っている人ほど実は弱いということが良くあります。
さて、最近はなぜか身体の一部が唐突に痛み出すことが良くあります。
それは、激しい痛みを伴って、暫しの間続くのです。(汗
何だか、自分がとても疲れていると実感しているgachamukでした。(笑