見つめる先…

少し前、ある人に出会った。
その人はいつも遠くを見ていた。
今自分が居る世界ではなくて。
遠くの未来かあるいは過去か。
その人がどこを見ようとしていたのか。
その人が何を思ってみようとしていたのか。
それは分からない。
その人がどこで何を見ていようと。
自分には興味が無いから。
自分は、今自分の目に写るもの。
それから、自分の過去と。
少し先の未来。
それを見ることで精一杯だから。
それ以外を見ることはできない。
でも、それだけではない。
あまり遠くを見つめてみても。
そこに写るものが自分に関係するとは限らない。
あまり早くに遠くのことを心配しても。
それは仕方の無いこと。
不確定な未来を見て、それを心配する。
それは、とても疲れると思う。
何が起こるのかわからない。
それが未来だから。
先のことを心配するのは。
そのときが近づいて。
もう少し明確に見えるようになって。
それからでいいと思う。
だから、自分は遠くの未来を見ない。
現在と、自分の過去と、少しの未来。
それだけで十分だから。



あまり先のことを心配してしまうのも、とても疲れる生き方だと私は想います。
さて、本日唐突に聞かされたのですが、私の出向は中止になりました。
理由は分かりません。
まぁ、出向するとそれはそれで疲れるのですが。(笑