どこかで…

同じことが続く日々に忙殺されて。
息苦しく感じていた。
そんなときに、ふと空を見上げる。
高層の建物に切り取られて。
狭く感じる空。
けれども、確かにそれはどこまでも続いていて。
何時までも変わらないもの。
例え、どれだけの年月が過ぎようとも。
例え、どれだけの歴史が流れようとも。
それは、いつも変わることなく。
どこまでも続きながら。
延々と自分たちの上にあった。
無限とも思える広さの中で。
いったい、どれだけの人が。
その広さを知っているのだろう。
どれだけの人が。
空を見上げるのだろう。
目の前を通り過ぎる人たちは。
誰も空を見上げようとはしない。
狭く切り取られてしまった空は。
自分たちの息苦しさの象徴だから。
人は空から眼を背けて。
限りある時間を過ごしていく。
余裕を持たないまま。
でも、自分は余裕を持ちたい。
今は余裕は無いけれど。
いつか、そんなときがくるならば。
広い空が見えるどこかで。
雄大な空を見上げながら。
ゆっくりと過ごしたいと思う。



いつかは、どこかで本当にゆったりとした時間を過ごしたいものですね。
さて、今までわたしを苦しめていた業務に終わりが見えてきました。
とはいっても、まだまだ鬱な時間は続きそうです。(泣
あぁ、現実逃避したい…。