変わらないもの…

例えば、自分が。
今、これまでのすべての記憶を失って。
自分が何ものかも分からず。
周りの誰も分からなくなって。
そんな状態で暫らく生活することになったら。
どうなるだろう。
きっと、何も分からず。
誰も信用できずに。
不安な日々が続くだろう。
それでも、きっと。
新しい記憶と思い出を築いて。
少しずつ、馴染んでいくのだろう。
けれど、不安がある。
記憶を失ったときに築いた関係。
積み重ねた時間と思い出。
それらを引き継いだまま。
記憶が戻ってしまったら。
記憶を失っていたときのことを。
どう思うだろう。
偽者の、偽りの時間と感じるのだろうか。
すべては憶測でしかないことだけど。
どちらかの日々を捨て去ることしかできない。
そういう気がする。
ただ、ひとつだけ。
変わらないものがあるとしたら。
自分の根底にある自分の性格。
それだけなのだろう。
どれだけ環境が変わっても。
例え、何が起こっても。
きっと、自分は自分のままなのだから。



記憶を失うという事件を体験したことが無いので、なんともいえないものです。(笑
さて、夏休みももうすぐ終わりです。
会社の仕上げなければいけない書類に手をつけていません。(汗
面倒くさいなぁ。