崩壊のとき…

途中まではとても順調だった。
挫折や苦しみもあったけど。
未来が明るく見えて。
希望に満ちていた。
このまま全てがうまく行って。
目的を遂げることができると思っていた。
でも、いつの間にか。
少しずつ、崩壊が始まっていた。
きっと、どこかで崩壊の兆しはあったのだろう。
ただ、自分がそれに気付くことができなかった。
気付いていれば、結果は違ったかもしれない。
少なくとも、崩壊を止めることはできたかもしれない。
でも、すべては過ぎ去ったこと。
現実は、目の前にある。
崩壊する音が近づいてきて。
自分の進むべき道を閉ざしてしまった。
だから、自分は前に進むことができない。
前に戻ることもできない。
例え、過去に戻ることができたとしても。
自分には、戻る過去も無い。
すべては崩壊し。
残っているのは、ここにある今だけ。
だから、自分には。
崩壊を受け入れることしかできない。
足掻くことはしない。
足掻いたところで、奇跡が起こるわけでもなく。
自分がむなしくなるだけだから。
静かに、終わりを迎え入れ。
全てが闇に閉ざされるのを待つしかない。



何事においても、些細なことが切欠で状況はがらりと変わってしまいます。
さて、本日私の業務がとうとうなくなってしまいました。(汗
本当にこんなことでいいのでしょうか。
まぁ、早く帰れる現状はいいことなのですが。(笑
時に、今日はこんなのを聞いていました。
レンタルマギカ」のオープニングとエンディングです。






midorimusiさん、ぜひVol3にどうぞ。(笑