左回りの時計…

それはもう。
手遅れだった。
真実を知って。
それをとめようとした。
邪魔なものを排除して。
傷つきながらも。
罵られながらも。
それをとめるために。
ずっと、走ってきた。
そして、ようやく根本にたどり着いた。
けれど、それは既に。
始まってしまっていた。
何とかしようとして。
思いつく限りを試したけれど。
もうとめることはできなかった。
もし、世界に。
左回りの時計があったなら。
時を巻き戻すことができたなら。
どうにかできたのだろうか。
自分が今までしてきたことは。
無駄だったのだろうか。
どこかうつろな心で。
そんなことを考えた。
崩壊していくそれが。
どこか哀しいけれど。
どこか荘厳に。
とても綺麗に見えた。



一度おきてしまったことは、どんなにありえないことでも、現実のものです。
さて、本日は休日出勤をしてきました。
何故だろう。
豊田は今日から5日まで休みだというのに。
明日もあさっても普通に仕事です。(泣