2009-01-01から1年間の記事一覧
願いと望み。 双方とも同じことだけど。 違う意味を持つ。 願いというのは。 自分は思うだけ。 こうありたい。 こうなってほしい。 それを現実にするのは。 ほかの誰か。 他人任せの思い。 望みというのは。 自分の夢と同じ。 こうしたい。 あれがほしい。 …
踏み越えてはいけない一線。 破ってはならないルール。 きってはならないもの。 それは禁忌と呼ばれるもの。 人には人の領分があり。 それを超えることは許されない。 例え、一線を越えることで。 自分が楽になったとしても。 それによって支払われる代償は…
人の世には。 いつでもどこでも。 誘惑が存在する。 それは、人には甘美の香りと。 偽りのやさしさで。 人を誘い込む。 きっと、誰もが。 一度それにとらわれたら。 自力での覚醒は難しいだろう。 しかし、それの一番性質の悪いことは。 人が何かに一生懸命…
自分には望むものがある。 それは、自分にとっては。 ずっと求め続けてきたもの。 仮に、それを求める途中で。 力尽きてしまっても。 本望と思えるくらいに。 渇望し、必死になった。 だから、自分は。 それを手にするために。 いつも全力を尽くしてきた。 …
最初は逃げてばかりいた。 自分にできないからと。 すぐに諦めて。 自分に言い訳をして。 眼をそらし続けてきた。 けれど、いろんな人と触れ合って。 いろんな思いを受け止めて。 初めて、自分にも。 譲れないもの。 放したくないものができた。 それが、と…
人は、自分が辛いとき。 哀しいとき、苦しいとき。 他の誰かに優しくすることができる。 本当は自分が辛いはずなのに。 本当はほかのことにかまっている。 そんな余裕はないはずなのに。 それでも、誰かに手を差し伸べようとする。 きっと、それは。 どこか…
ずっと、とても重いものを背負ってきた。 それは常に自分を束縛して。 必要以上の重圧を与え続けてきた。 毎日がとても苦しくて。 とても辛かった。 中には手を差し伸べてくれる人もいた。 けれど、彼らはその裏で。 自分の行為に酔いしれていた。 自分が誰…
人は固定概念にとらわれやすい。 それは極当たり前のこと。 先人たちが試行錯誤し。 作り出した方法を使うほうが。 遥かに楽で。 最も確実だから。 だから、人は。 いつでもその方法がベストだと考える。 けれど、何時までも。 古いものにとらわれていたら。…
本当の勇気って何だろう。 怖いことでも。 逃げ出さずに。 逃げないことだろうか。 何かが違う。 逃げないということは。 自分が逃げられないから。 そういう状況にいるからだ。 敵いそうにない敵に向っていくこと。 それも違う。 どんな戦いでも。 それは守…
人は独りでは生きていけない。 それは誰もが知っている。 とても当たり前のこと。 だから、人は。 誰かと寄り添おうとする。 その人を支え。 その人に支えてもらうために。 しかし、人は。 いつでも誰かを傷つけてしまう。 意識的に。 あるいは無意識に。 意…
それには、決まった形はない。 自分の思うように想像し。 くみ上げて、自分だけの形を作る。 それが出来上がれば。 それはどこにも存在しない。 世界で唯一つのものになる。 けれど、そこにいたるまでの。 道のりがとても遠い。 一つずつ、かけらたちを集め…
もしも今。 見知らぬ世界に突然放り出されたら。 あなたはどうするだろうか。 その世界から出るためには。 途方もない時間と。 途方もない力が必要になる。 そして、誰かが堅牢な門番を打ち破って。 初めて戻れるとしたら。 あなたはどうするだろうか。 自身…
もし、あなたに。 未来のことが見通せるとして。 それはいいことなのだろうか。 未来のことがあらかじめ分かっている。 それは、これから訪れる。 自身への災厄を。 避けることができる。 これから自身が。 どういう行動をすればいいのか。 それが分かる。 …
自分は自分でしかない。 それ以上でも、それ以下でもない。 それは当たり前のこと。 けれど、時々。 他の人が。 自分を通して。 別の誰かを見ているような気がする。 語りかけている対象も。 視線も、自分を見ているのに。 自分ではない誰かを見ている。 そ…
それは、深い。 とても深く、黒い闇。 すべての感覚が遮断され。 自身の存在すらも曖昧になる。 光さえも喰らい。 全てを閉ざした世界。 自身と外界の境界が。 融けて一つになっていく。 どこまでが自分で。 どこからが外なのか。 そんな状態が。 長い時間続…
人は時として。 心とは裏腹な行動をとる。 本当は憎からず思っているのに。 相手を敵のように見てしまったり。 本当は裏切るつもりなのに。 相手にされようとしたり。 人がそういう行動をとるとき。 そこには、その人にとっての。 損得が絡んでいる。 だから…
初めは、自分が。 圧倒的なまでに。 優位だった。 それだけ出来が違うし。 自分もそれに見合う努力をしてきた。 だから、簡単に覆せない。 そう思っていた。 別に油断していたわけではない。 自分は、修練に手を抜いていたわけでもない。 それなのに。 格下…
なぜかPCでネットに接続できなかったので、携帯から更新します。 さて、大変です。銀行のカードをロストしてしまいました。とりあえず、口座は止めたので、近々再発行しにいってきます。
周りで皆が。 楽しそうに笑っている。 きっと、何かいいことがあったのだろう。 彼らはとても楽しそうだ。 同じ場所にいながら。 他人事として。 それを捕らえている自分がいる。 いつもそうだ。 自分がその場にいても、いなくても。 大抵誰も気にしない。 …
人と人の結びつき。 それは決して眼には見えない。 けれど、それは確かに存在する。 皆と同じ時間を共有することで。 それは確かに大きくなり。 どんどん強くなっていく。 そうして、時間を重ねていけば。 皆が離れていても。 中々顔を合わせなくても。 どこ…
世界には。 どうにかできることと。 どうにもならないことがある。 それらを見分けることは。 とても難しい。 どうにかできることは。 それを解決するために。 それなりの時間を要してしまう。 そして、どうにもならないことは。 それが分かるために。 時間…
自分はとても弱い。 それは重々承知している。 そして、弱いからこそ。 いつも誰かに虐げられ。 搾取され、奪われる。 そして、今までの自分は。 自分の境遇をただ嘆き。 戦おうとすらしなかった。 弱いから、戦っても意味はない。 痛い目を見るだけならば。…
表面に語られた物語。 そこでは、登場人物たちの。 一喜一憂が語られている。 けれど、表面に語られた物語は。 表面的な終結しか持っていない。 悪役は悪役のまま。 英雄は英雄のまま。 その物語を終える。 けれど、本当は。 隠された物語がある。 現実の人…
それは、とても長い時間。 それこそ、久遠のときに等しいような。 そんな時間を経て。 ようやく姿を現す。 小さなカケラが集まりながら。 長い時間をかけて成長し。 ようやく現れた結晶は。 人々を魅了する。 その美しさを求めて。 争いを始めるほどに。 結…
初めはまっさらな石。 何も刻まれていなくて。 ただ切り出しただけ。 それを、少しずつ。 自分の理想に削っていく。 初めは何もできなかった。 けれど、年月を経て。 色んな知識を吸収し。 色んな技術を習得した。 そうして、今では。 自分の思うように。 自…
いつでも、一緒にいられる。 一緒に笑って、泣いて。 助け、助けられ。 同じ時間を共有して。 絆を深める。 それが仲間。 どんな苦労でも。 仲間と一緒なら。 きっと乗り越えられる。 そういうものだと思う。 けれど、仲間は。 信頼が大切になる。 共通した…
きっと、今の自分は。 昔に比べたら。 成長している。 見た目の問題ではなく。 心が、成長している。 それは、あの頃にはなかったものが。 今はあるから。 それは、とても大切なものであり。 何者にも譲れないもの。 それを守るためならば。 きっと、自分は…
それはもう。 手遅れだった。 真実を知って。 それをとめようとした。 邪魔なものを排除して。 傷つきながらも。 罵られながらも。 それをとめるために。 ずっと、走ってきた。 そして、ようやく根本にたどり着いた。 けれど、それは既に。 始まってしまって…
いつの間にか。 自分は、途方にくれていた。 どうしていいのか分からない。 どうなっているのか分からない。 そもそも何故こうなったのか。 それすらも分からない。 分からないままに。 ずっと、途方にくれていた。 人は、自分と眼を合わせようとせず。 我関…
自分は自分でしかない。 自分以外の誰でもないし。 誰にでもなれない。 それはごく当たり前のこと。 けれど、人は得てして。 相手を通して。 誰かを見てしまう。 その人本人ではなく。 別の人間として捉えてしまう。 きっと、誰にでも。 そんな経験がある。 …